ビルや住宅、マンション等の「建築物」、橋やトンネルなどの「構造物」の骨組みとなる鉄筋を、基礎、柱、梁、壁、床など部分ごとに図面での指示どおりに組んで取り付けます。規則的に美しく組まれた鉄筋も取り付けが終わるとコンクリートで覆われてしまいますが、見えない部分で長期にわたって人々の暮らしを支えます。
圧接は鉄筋の接合端面を突き合わせ、圧力を加えて加熱しながらも溶かすことなく膨らみを作って鉄筋同士を接合します。
溶接は鉄筋同士、または鉄筋と鋼管を溶接棒やソリッドワイヤを用いて接合します。
耐震性や安全性を高めるため、耐震補強部材や設備をコンクリートなどに取りつける際にアンカーボルトを打ち込んだり埋め込んだりする工事です。
コンクリート構造物の壁や床に電気や空調設備等のケーブルや配管を増設する穴をあけるためダイヤモンドビットで削孔(コア抜き)します。
耐震補強工事において既存のコンクリート部材と補強部材とを接合するために無収縮モルタルを圧入する工事です。
マンション等の集合住宅の場合に、スラブ(床)内に一定の隙間を確保するためのボイド管という管を敷きます。従来のコンクリートだけのスラブに比べて剛性や強度、遮音性が上がります。