事業内容

■鉄筋のこと■
事業内容

鉄筋とは

鉄筋(てっきん)とは、主にコンクリート構造物の強度を高めるために用いられる鋼製の棒や線のことです。コンクリートと組み合わせることで、建物や橋、ダムなどの構造物がより強固なものになります。いわば鉄筋はコンクリート構造物の骨格であり、地震の多い日本においてより頑丈な建物を作るにあたって欠かすことのできない重要な技術です。

■事業内容■
鉄筋工事

【鉄筋工事】

ビルや住宅、マンション等の「建築物」、橋やトンネルなどの「構造物」の骨組みとなる鉄筋を、基礎、柱、梁、壁、床など部分ごとに図面での指示どおりに組んで取り付けます。規則的に美しく組まれた鉄筋も取り付けが終わるとコンクリートで覆われてしまいますが、見えない部分で長期にわたって人々の暮らしを支えます。

圧接・溶接工事

【圧接・溶接工事】

圧接は鉄筋の接合端面を突き合わせ、圧力を加えて加熱しながらも溶かすことなく膨らみを作って鉄筋同士を接合します。

溶接は鉄筋同士、または鉄筋と鋼管を溶接棒やソリッドワイヤを用いて接合します。

【アンカー工事】

耐震性や安全性を高めるため、耐震補強部材や設備をコンクリートなどに取りつける際にアンカーボルトを打ち込んだり埋め込んだりする工事です。

【ダイヤモンドコア工事】

コンクリート構造物の壁や床に電気や空調設備等のケーブルや配管を増設する穴をあけるためダイヤモンドビットで削孔(コア抜き)します。

【グラウト工事】

耐震補強工事において既存のコンクリート部材と補強部材とを接合するために無収縮モルタルを圧入する工事です。

【ボイド工事】

マンション等の集合住宅の場合に、スラブ(床)内に一定の隙間を確保するためのボイド管という管を敷きます。従来のコンクリートだけのスラブに比べて剛性や強度、遮音性が上がります。

■工場の役割■
鉄筋加工

【鉄筋加工】

設計図面に沿って長さや形状の加工指示が出ると、自社工場で切断や曲げ等の加工を施します。

ときには建設現場ではなく先に工場でかご状に組んだあとに取り付けを行うことで現場での工程を減らすこともできます。

多種多様な規格や形状があって複雑な鉄筋も、最新鋭の加工機械と熟練の技術でそれぞれの物件に合わせて最適な部材に仕上げます。

【積算業務】

【積算業務】

建造物・構造物は設計や規模、施工場所などによって様々なので、必要な材料や費用も工事ごとに異なります。まずは設計図に基づいて工事全体で必要な材料の種類や数量等を算出、把握し材料の発注や加工指示、見積書の作成などを行います。

【材料運搬】

工場で切断や曲げなどの加工を施された鉄筋を、それぞれの工程に合わせてトラックで各建設現場へと運びクレーン等を使って搬入します。

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2025.07.13 Sunday